一人暮らしの布団は買うか借りるか 1年と4年の総額と手間で比べる
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新生活の準備で布団をどうするか考えると、「とりあえず一式買えばいい、借りるのは高そう」と思いますよね。値段だけで比べるなら、一人暮らしの布団は買うほうが安いです。1〜2万円で一式を買う場合と比べると、借りるほうが1年めから高くなります。布団のサブスクの RAKUTON(ラクトン)が挙げている、布団を買う場合の額と比べても、2年めからは借りるほうが高くなります。
私は一人暮らしを始めるとき、大きな家具店で布団一式を1〜2万円ほどで買いました。手軽に買えたぶん大事にする気持ちは薄く、ほとんど干さず、洗わないまま使いました。一人暮らしの終わりには、布団をたたんで縛り、ごみ袋に入れて捨てました。
それでも買うか借りるかを比べるのは、布団には値段のほかに、使い始めてから手放すまでの手間もかかるからです。この記事では、買う場合と借りる場合の1年・2年・4年の総額と、布団にかかる手間を順に並べます。
この記事で分かること
- 寝具一式を借りると月4,378円×月数
- 公式の挙げる買う額と比べても2年めから買うほうが安い
- 6か月以内にやめると解約の費用がかかる
- 値段のほかに干す手間と捨てる手間がある
一人暮らしの布団でそろえるもの
一人暮らしの準備は布団のほかにも買う物が多く、どこまでそろえれば寝られるのか迷いますよね。新生活でそろえる物の一覧は「一人暮らしで準備するもの 最低限のリストと後で買えばいいもの」に並べたので、ここでは布団だけを見ます。
一式は布団と枕とシーツ
ベッドを置く部屋なら、敷布団の代わりにベッドパッドを敷く形もあります。布団を床に敷くかベッドを置くかで迷ったら、部屋の広さから決める方法を「一人暮らしはベッドか布団か ベッドの台を置くかと部屋の広さで決める」に書きました。
一人暮らしの布団は、掛け布団・敷布団かベッドパッド・枕とそれぞれのカバーがそろえば寝られます。
羽毛布団は冬だけ使う
一式をそろえるとき、羽毛布団まで買うかどうかでも迷いますよね。
羽毛布団は冬にあると暖かいですが、夏は使わずにしまう場所が要ります。私は一式と一緒に買い、夏は圧縮袋に入れてしまっていました。買うかどうかは、夏にしまう場所が部屋にあるかで考えると決めやすいです。
買うといくらで借りるといくらか
一人暮らしの初期費用は家具や家電でふくらみます。初期費用の総額は「一人暮らしの初期費用 家具と家電と布団の総額の見方」でまとめたので、ここでは布団だけを1年・2年・4年で並べます。
買う側は1〜2万円から
買う側の額は、どんな布団を選ぶかと、買ったあとに洗いに出すかで変わります。RAKUTON の公式は、布団一式を買うと一般的に2〜5万円ほどかかるとしています。さらに、クリーニング代が年に1〜2万円かかるとも挙げています。
私のように1〜2万円で一式を買う場合と、公式の挙げる額に毎年のクリーニング代を足す場合では、総額が大きく違います。
借りる側は月額×月数
RAKUTON で布団と枕まで借りるなら、寝具一式のスタンダードを選びます。私が見たとき、スタンダードの月額は4,378円(税込)でした。初期費用はかからず、かかるのは月額だけと公式は案内しています。北海道では月780円、沖縄や一部の離島では月1,500円が月額に足されます。支払いはクレジットカードだけです。
「借りるって高くない?」と思ったら、2年分で計算してみると分かりやすいです。2年使うと、4,378円 × 24 = 105,072円 で、10万円を超えます。値段だけなら買うほうが安いと、この式で確かめられます。
この月額はベッドで使うタイプの額です。敷布団のタイプの月額は、申し込みの画面で確かめてください。借りる側の総額は、寝具一式のスタンダードの月額に、使う月数を掛けて出します。
6か月以内は解約の費用がかかる
借りる側で気をつけたいのは、始めて半年のうちにやめる場合です。
注意
解約の費用は税別で月額とは別にかかる 月額と合わせず分けて考えておく
6か月以内にやめると、使った期間が3か月以下なら20,000円、4〜6か月なら15,000円(税別)が、月額とは別にかかると公式は案内しています。7か月めからは、この解約の費用はかかりません。
2年めから借りるほうが高い
買う側を2つの場合に分けて、借りる側と並べると次のようになります。
| 1年 | 2年 | 4年 | |
|---|---|---|---|
| 借りる(スタンダード・寝具一式) | 52,536円 | 105,072円 | 210,144円 |
| 買う(私の場合・洗わない) | 1〜2万円 | 1〜2万円 | 1〜2万円 |
| 買う(公式の挙げる額 一式2〜5万円+毎年のクリーニング代) | 3〜7万円 | 4〜9万円 | 6〜13万円 |
1年だけなら、借りる総額は、公式が挙げる「買う場合の額」の幅の中に収まります。洗わない私の買い方と比べると、1年めから借りるほうが高くなります。
寝具一式どうしで、公式の挙げる額(一式2〜5万円・クリーニング年1〜2万円)と比べると、2年めからは借りるほうが高くなります。
借りると決めたら、届くまでの日数も見ておきます。RAKUTON の寝具が届くまでの日数は、公式によると申し込みから通常1〜2週間程度です。引っ越しの初日から使いたい人は、いつごろ頼むかを「一人暮らしの準備期間 入居日から逆算する段取りと布団を頼む日」で確かめられます。

結論
公式の挙げる買う額と比べても2年めから買うほうが安く それでも比べるのは値段のほかに干す手間と捨てる手間があるから
7か月以上使うつもりなら、次は敷布団まで借りるかどうかを決めます。下のボタンを押すと RAKUTON の公式サイトが開き、コースごとの月額と、届く寝具の中身が見られます。
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値段のほかにかかる布団の手間

値段を見て買うほうに決めかけても、布団には買ったあとにも手間がかかり続けます。私の布団は、一式を買ったあと、かさばって置き場に困り、ほとんど洗わないまま、一人暮らしの終わりに捨てる流れでした。
夏の羽毛布団をしまう場所
冬に使った羽毛布団を、夏のあいだどこに置くかは悩みますよね。布団は、部屋に置いてみると思った以上にかさばります。
私は夏になると、羽毛布団を掃除機で空気を抜く圧縮袋に入れて小さくし、冬になったら出していました。敷きマットと敷布団は、一年中そのまま使っていました。圧縮すれば小さくはなりますが、袋に詰めたり出したりする手間は毎年くり返します。
借りる場合は、毎年5月と10月ごろに季節の寝具の交換があります。交換用の寝具が先に届くと公式は案内しているので、使わない季節の寝具を部屋にしまっておく必要はありません。
一人暮らしの部屋では、その季節に使わない布団をしまう場所がほとんどありません。
干さず洗わずに使い続ける
一人暮らしだと、布団の手入れまではなかなか手が回りませんよね。私は簡単に買えた布団を大事にする感覚が無く、敷布団を干したのは数回でした。洗ったことはなく、シングルベッドに敷きっぱなしの万年床でした。
ベランダが無い部屋に住んでいる人や、干す時間が取れない人もいると思います。借りる場合は、毎年5月と10月ごろの定期交換で、掛け布団など洗える寝具がクリーニング済みの物に替わると公式は案内しています。布団を干せない部屋での乾かし方は、「一人暮らしで布団を干せない 干さないとどうなるかと乾かし方」で書いています。
私は布団を眠れればいいものと考えていて、干すのも洗うのも後に延ばしていました。
終わるときは捨てるか運ぶか
一人暮らしを終えるとき、布団は最後まで部屋に残る大きな荷物です。私は布団を切らずにたたんで縛り、大きめのごみ袋に入れて燃えるごみとして出しました。買うときは手軽だったのに、手放すときのほうが手間がかかると、そのとき気づきました。
ただ、布団の出し方は市によって違います。たとえば敷布団は、指定の袋に入らなければ粗大ごみとして出す決まりの市もあります。
出典:福岡市「燃えるごみの出し方」
RAKUTON には、新しく申し込むときに限り、いまの布団を1組2,000円で引き取る仕組みがあります。寝具が届いたあとの引き取りは受け付けていません。引き取ってもらえるのは、返送キットに収まる分までです。ベッドタイプを申し込む場合は、敷布団一式は引き取ってもらえません。借りた布団は、終わるときに返送キットで送り返します。
公式は、クリーニング代や保管の場所、引っ越しのときの処分の手間まで含めると、借りるほうがトータルでお得としています。同じページで、初期費用だけなら、選ぶ布団によっては買うほうが安い場合もあると書いています。引っ越しのときに布団を運ぶか捨てるかの決め方は、「引っ越しで布団をどうするか 運ぶか捨てるか新居で借りるか」で比べています。
一人暮らしを終えるとき、買った布団はごみとして出すか、次の住まいへ運ぶかを決めることになります。
借りるのが合う人と買うのが合う人
ここまでで、値段は買うほうが安く、手間は借りるほうが少ないことが見えてきました。どちらが合うかは、使う期間と、手間をどこまで自分で引き受けるかで分かれます。
7か月以上使う人は借りる
6か月以内にやめると解約の費用がかかるので、数か月だけ使う人には合いません。公式も、はじめから短い期間と分かっている人には、別の借り方を勧めています。
半年より短く借りたいときの借り先は、「ニトリで布団は借りられるか 借りる先を一泊と数か月と年単位で比べる」にまとめました。ほかの布団のサブスクと月額や交換の回数を比べたい人は、「布団のサブスクを比べる 月額と届く寝具と解約の決まり」を見てください。
借りるのが合うのは、7か月以上同じ布団を使い、洗う・しまう・捨てる手間を減らしたい人です。
敷布団も要るならスタンダード

RAKUTON では、掛け布団だけライトで借りて、敷布団と枕は買う組み合わせもあります。ただ、スタンダードで借りた場合も、枕と敷布団の本体は洗えないため、定期交換の対象には入りません。替えたいときは、スポット交換で新品にしてもらう形です。
敷布団や枕まで借りたい人は、掛け布団だけのライトではなく寝具一式のスタンダードを選びます。
4年住んで布団を干せる人は買う
4年住むなら、買う側と借りる側の差は、表のとおり大きく開きます。子どもの部屋に親が布団を用意する場合は、「新卒や大学生の一人暮らしで親が用意するものと初期費用 布団は借りる手もある」で、親が申し込む形も書いています。
4年以上同じ部屋に住み、布団を干せるベランダがある人は、買うほうが合います。
結論
借りるのが合うのは7か月以上使い手間を減らしたい人で 買うのが合うのは4年以上同じ部屋に住み布団を干せる人
買うなら布団はどこで買うか
買うと決めたら、次はどこで買うかです。一人暮らし向けの布団は、家具店や寝具店の店頭でも、ネットの通販でも一式のセットで選べます。私が買ったのは、大きな家具店でした。
店は触って選べる
店で買うと、寝心地や厚さを触って選べます。ただ、一式を袋に入れてもらうと大きくなり、電車や徒歩で持ち帰るのはひと苦労です。
ネットは部屋まで届く
ネットなら、重くてかさばる一式を部屋まで運んでもらえます。そのぶん届くまでの日数を見込んで、受け取る日に家にいる必要があります。
ここまでを振り返ると、数か月だけ使う人と、4年以上同じ部屋に住んで布団を干せる人には、借りる形は合いません。7か月以上使い、手間を減らしたい人は、公式で月額と届く寝具の中身を確かめておくと安心です。下のボタンを押すと RAKUTON の公式サイトが開き、ライトとスタンダードの月額と、届く寝具の中身が見られます。
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よくある質問
Q1.予備や来客用の布団は要るか
A.来客が年に数回なら、その日だけ借りる手もあります。一泊から布団を借りられる所は、「ニトリで布団は借りられるか 借りる先を一泊と数か月と年単位で比べる」で比べています。一人暮らしの部屋では、予備の一式を置く場所も考えて決めると困りません。
Q2.ライトとスタンダードは何が違うか
A.掛け布団だけ届くのがライトで、私が見たときの月額は3,278円(税込)でした。敷布団や枕まで届くのがスタンダードで、月額は4,378円(税込)です。ライトを選んだときは、敷布団と枕を自分で用意します。
Q3.6か月以内にやめたらいくらかかるか
A.6か月以内にやめると、使った月数に応じた解約の費用が月額とは別にかかります。額は上の「6か月以内は解約の費用がかかる」に並べました。1か月以上前に連絡せずにすぐやめる即時解約では、解約手数料5,500円(税込)が別にかかります。
Q4.食べこぼしで汚したら追加の料金はかかるか
A.ふつうに使っていてついたシミや汚れは、サービスの範囲で直すか交換すると公式は案内しています。食べ物や飲み物の汚れにも、別の料金はかかりません。通常の使い方では起きない汚れや破損、汚物の処理などには、特別事象料金として別の料金がかかります。汚物の処理は、シーツ類で5,000円、布団一式で20,000円です。
布団は手放すときまで考えて選ぶ
私の一人暮らしでは、布団を買うときより、手放すときのほうが手間がかかりました。始めるときの値段だけで決めると、その手間は見えにくいと思います。
買うか借りるかは、一人暮らしを始めるときの値段だけでなく、終えるときに布団をどうするかまで考えると決めやすくなります。
布団のサブスクのコースと月額
借りるか迷ったら、コースの中身と解約のきまりを先に見ておくと決めやすくなります。
RAKUTON(ラクトン)
| ライト | 月3,278円(税込)。掛け布団だけ(カバー込み) |
|---|---|
| スタンダード | 月4,378円(税込)。寝具一式(ベッドタイプ) |
| プレミアム | 月7,678円(税込)。寝具一式と四季の掛け布団。初回は6か月分を一括で払う |
| 定期の交換 | 年2回(プレミアムは年4回)。往復の送料は月額に入っている |
| やめるとき | 6か月以下でやめると費用がかかる(3か月以下 20,000円・4〜6か月 15,000円。税別)。7か月めからは0円。やめる1か月以上前にメールで伝える |
料金は私が見たときの公式の案内です。変わることがあるので、申し込みの前に公式で確かめてください。


