布団のサブスク・レンタルの選び方 一人暮らしや新生活の布団を買う前に

引っ越しで布団をどうするか 運ぶか捨てるか新居で借りるか

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段ボールが片付いた明るい部屋の床にたたんだ布団だけが残る絵に引っ越しで布団をどうするか運ぶか捨てるか新居で借りるかの題を重ねたサムネイル

段ボールは前の日までに詰めたのに、朝まで寝ていた布団だけが部屋に残りますよね。私も引っ越しのとき、布団のことは盲点でした。最後になって「これどうしよう」と気づきました。布団を運ぶか、手放すか、新居でそろえ直すかは、出発の朝ではなく前の週に決めておくと慌てずに済みます。

この記事では、3つの手から選ぶときの目安と、それぞれに要る段取りを順に並べます。

この記事で分かること

  1. 布団は朝まで使うので最後に残る
  2. 運ぶなら見積もりのときに布団の分も伝える
  3. 捨てるときの出し方は市で違う
  4. 借りるなら7か月以上使う人向け

引っ越しで布団はどうするか

引っ越しの朝に何もなくなった部屋の真ん中にたたんだ布団だけが残っている絵
引っ越しの朝に何もなくなった部屋の真ん中にたたんだ布団だけが残っている絵

引っ越しの準備では、冷蔵庫や食器棚のような大きな物に先に気持ちが向きますよね。布団は毎晩使う物なので、どうするかを考えるのはつい後になります。

運ぶか捨てるか借りるか

引っ越しの布団の行き先は、大きく分けて3つです。いまの布団を新居へ運ぶか、いまの部屋で手放すか、新居でそろえ直すかです。そろえ直す場合は、新しく買う手と、布団のサブスクで借りる手があります。

決めるのは前の週

布団は出発の朝まで寝るのに使うので、ほかの日用品のように先に箱へ詰められません。その朝になってから行き先を決めようとすると、運ぶにも捨てるにも段取りが間に合わなくなります。

たとえば大学を出て実家に戻る場合、実家にも布団があれば、いまの布団を運ぶと二組になってしまいます。そこで荷造りを始める前に、運ぶか手放すかを決めておく、という手があります。

前の週に決まっていれば、運ぶ人は業者に布団のことを伝える時間があり、手放す人は市のごみの出し方を調べる時間があります。

決める目安は3つ

3つの手のどれが合うかは、人によって違います。決めるときは、次の3つを順に考えると選びやすくなります。

1つめは、新居まで運ぶ手間です。遠くへ越す人は、布団を運ぶ手間が大きくなるので、手放して新居でそろえ直す手もありますよね。

2つめは、いまの布団をこの先も使いたいかです。気に入っている布団なら、運んで使い続けるほうが合います。古くなって買い替えを考えていた布団なら、引っ越しを機に手放す手もあります。

3つめは、新居で何か月使うかです。借りる場合は6か月以内にやめると解約の費用がかかるので、使う期間が7か月より短いかどうかで分けて考えられます。

引っ越しの布団を運ぶ手と手放す手と新居でそろえ直す手を3列に並べた図
引っ越しの布団は運ぶか手放すか新居でそろえ直すかの3つ

結論

引っ越しの布団は運ぶか手放すか新居でそろえ直すかの3つから選び 出発の朝ではなく前の週に決めておく

運ぶならどう運ぶか

運ぶと決めても、布団は段ボールに入らない大きさなので、どう運ぶかで迷いますよね。私も引っ越しの日の朝まで、布団で寝ていました。そのため布団だけは、ほかの荷物と一緒に前の日までに片付けられませんでした。新居まで運ぶなら、業者・宅配便・自分の車の3つから選びます。

見積もりで布団も伝える

業者に頼むなら、見積もりのときに布団も荷物の数に入れて伝えておくと、当日に数え直さずに済みます。布団は朝まで使うので、ほかの荷物を数えるときに抜けやすいからです。

3月と4月は、引っ越し業者への依頼がほかの月より多く集まる時期です。この時期に越す人は、見積もりを早めに頼んでおきます。何日前に頼めばいいかは「一人暮らしの準備期間 入居日から逆算する段取りと布団を頼む日」に書いています。

宅配便は大きさの上限を見る

布団だけを宅配便で新居へ送る手もあります。送れる荷物の大きさには宅配便の会社ごとに上限があり、同じ会社でも送り方で変わることがあります。上限の数字と、送るときの段取りは「引っ越しの初日に布団が無い夜の過ごし方 今夜できることと前もってできること」にまとめました。

宅配便で送るなら、送る前にその会社の大きさの上限を確かめておきます。

自分で運ぶとき

車で近くへ越す人は、布団を自分で運ぶこともできます。私は一人暮らしの引っ越しで業者に頼んだことがなく、布団も自分の手で運びました。荷物がそれほど多くなかったからです。包み方と、羽毛布団を圧縮して運ぶかどうかは、「引っ越しの布団袋の選び方と包み方 業者の袋とお店の袋と家にある袋」で書いています。

引っ越しの週に布団を決めてから新居の夜までの段取りの図
布団は前の週に決めて出発の朝まで使う

捨てるなら市のごみの出し方を見る

手放すと決めても、布団を何ごみとして出せばいいのか分からず困りますよね。私は最後に面倒になって、布団を捨てました。そのときは住んでいた市の決まりに合わせましたが、市が変われば同じ出し方ができるとは限りません。

出し方は市で違う

布団が何ごみになるかは、市ごとに決まりが分かれます。指定のごみ袋に入らない大きさなら粗大ごみになる市もあれば、布団はいつも粗大ごみになる市もあります。たとえば庄原市の案内では、布団は粗大ごみとして市の施設へ持ち込む決まりです。

注意

布団の出し方は市で違う 料金と予約のしかたは住んでいる市の案内で確かめる

出典:庄原市「ごみ分別の Q&A」

前に住んでいた市での布団の出し方が、いまの市でも同じとは限りません。

住む市の分別の案内で調べる

調べるときは、いま住んでいる市のごみの案内や分別の一覧で「布団」を探します。出すまでの流れは「布団の捨て方 切って燃えるごみに出す前に確かめること」に、羽毛布団の場合に違う所は「羽毛布団の捨て方 燃えるごみか粗大ごみかと回収してもらえる先」に書いています。

布団を捨てるなら、住んでいる市のごみの案内で「布団」を調べ、その市の出し方に合わせます。

新居でそろえ直すなら

いまの布団を手放したら、新居で最初の夜に寝る布団が要りますよね。そろえ直す手は、新しく買うか、布団のサブスクで借りるかです。どちらにしても、入居の日の夜に使えるかどうかが決め手になります。

買うなら初日の夜までに

買うなら、入居の日の夜に使えるよう、届く日か持ち帰る日を入居日に合わせます。何日前に頼めばいいかは「一人暮らしの準備期間 入居日から逆算する段取りと布団を頼む日」に、布団が間に合わなかった夜にできることは「引っ越しの初日に布団が無い夜の過ごし方 今夜できることと前もってできること」に書きました。買う場合と借りる場合の総額は「一人暮らしの布団は買うか借りるか 1年と4年の総額と手間で比べる」で比べています。

借りるなら届く日を指定

RAKUTON(ラクトン)は布団のサブスクで、寝具一式のスタンダードは、私が見たとき月4,378円(税込)でした。4,378円は、ベッドの上で使う組み合わせを選んだときの値段です。床に敷布団を敷いて使う場合の値段は、申し込みの画面で確かめます。申し込むときのお金は要らず、払うのは毎月の額だけです。

届くまでの日数は、申し込んでから通常1〜2週間程度だと公式は案内しています。届く日は、お届け可能日の範囲内で指定した日になるので、新居の入居日に合わせて指定します。希望の日に届けられない場合は、RAKUTON から連絡があります。

たとえば就職で引っ越して、次の部屋に何年いるか分からない人がいます。借りておけば、やめるときに布団を捨てずに、返送キットで送り返せます。公式も、卒業のときに布団を捨てるのではなく返す、という使い方を勧めています。RAKUTON 以外の布団のサブスクも、「布団のサブスクを比べる 月額と届く寝具と解約の決まり」に並べました。

借りるなら、新居の入居日に届くように日を指定しておきます。

7か月未満なら解約は有料

借りる側で気をつけたいのは、新居に短い期間しか住まない場合です。

注意

6か月以内にやめると解約の費用が月額とは別にかかる 額は税別

解約の費用は、3か月以下でやめると20,000円(税別)です。4〜6か月でやめると15,000円(税別)で、どちらも月額とは別に払います。解約の費用がかからなくなるのは、使い始めて7か月めからです。

長く使えば解約の費用はかかりませんが、使う月の数だけ月額を払い続けます。寝具一式を24か月借りた合計は、4,378円 × 24 = 105,072円になります。公式の挙げる額で買って毎年クリーニングに出す場合と比べると、2年めから借りるほうが高くなります。一方で公式は、洗いに出すお金やしまう場所、引っ越しで捨てる手間まで数に入れると、借りるほうがトータルでお得だという立場です。

住まいが北海道なら月780円、沖縄や一部の離島なら月1,500円を上乗せして払います。払い方はクレジットカードに限られます。

新居に数か月だけ住む人には、借りる形は合いにくいです。6か月以内にやめると解約の費用がかかるからです。公式も、短い期間だけ使う人には別の借り方を勧めています。布団を数か月の間だけ貸してくれるお店は、「ニトリで布団は借りられるか 借りる先を一泊と数か月と年単位で比べる」で並べて比べています。いまの布団を気に入っていて、新居でも干せる人は、運ぶほうが合います。

新居に7か月以上住むなら、借りるという選び方も悪くないかもしれません。住み終えるときに、布団を捨てずに返せるからです。新居でそろえ直すなら、入居日に間に合うように買うか借りるかを決めます。借りるのは7か月以上使う人向けです。

7か月以上使うつもりなら、申し込む前に届くまでの流れも見ておきます。下のボタンを押すと RAKUTON の公式サイトが開き、届くまでの流れと、何か月めから解約の費用がかからないかが見られます。

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RAKUTON の公式サイトで届くまでの流れと解約のきまりを見る
  • 年2回の交換の往復送料は月額に入っていて、7か月めからは解約の費用もかかりません(公式の案内)。

古い布団は引き取ってもらえるか

新居で布団をそろえ直すと決めたら、これまで使ってきた古い布団をどうするかが残りますよね。手放す方法は、RAKUTON の引き取りを頼むか、市のごみに出すか、回収業者に頼むかです。

引き取りは新規のときだけ

いまの布団の引き取りは、RAKUTON を新しく申し込む人だけが頼めて、1組2,000円です。料金は申し込みのときの1回だけで、月額とは別にかかります。引き取ってもらえる量は、返送キットに入りきる分に限られます。またベッドタイプを選んだ場合、古い敷布団一式は対象から外れます。

新居で布団を借りることにした人は、申し込むときに引き取りも一緒に頼めます。そうすると、古い布団を返送キットに入れて引き取ってもらえます。寝具が届いたあとでは、引き取りだけを頼むことはできません。

RAKUTON の引き取りを使うなら、申し込むときに一緒に頼みます。

市の粗大ごみか許可や委託の業者

RAKUTON で借りない人や、返送キットに収まらない分は、市のごみに出すか、回収業者に頼みます。回収業者に頼むなら、その業者に市の許可か委託があるかを先に確かめます。環境省は、家庭のごみを回収するには、市区町村の許可か委託が要るとしています。

出典:環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」

RAKUTON の引き取りが使えないときは、市のごみか、市の許可や委託がある回収業者に頼みます。

古い布団を市のごみと回収業者と RAKUTON の引き取りで手放す3つの手の図
古い布団を手放す手は3つ

よくある質問

Q1.引っ越しで布団袋は必要ですか

A.布団袋が要るかどうかと包み方は、「引っ越しの布団袋の選び方と包み方 業者の袋とお店の袋と家にある袋」にまとめました。

Q2.引っ越しでマットレスはどう運べばいいですか

A.マットレスは布団より大きいので、業者に頼むなら見積もりのときに伝えておきます。車に積んで自分で運ぶ人は、「引っ越しの布団袋の選び方と包み方 業者の袋とお店の袋と家にある袋」を見てください。

Q3.初日の夜に布団が間に合わないときはどうすればいいですか

A.新居の最初の夜に布団が届かないときの手は、「引っ越しの初日に布団が無い夜の過ごし方 今夜できることと前もってできること」で並べています。借りる場合は届くまで通常1〜2週間程度と公式は案内しているので、入居日から逆に数えて申し込みます。

Q4.布団のサブスクを使っていて引っ越すときはどうなりますか

A.RAKUTON を使っている人が引っ越すときは、新しい住所を運営事務局にメールで伝えます。借りている布団は自分で新居へ持っていき、そのまま使います。次の定期交換の寝具は、新しい住所に送られてきます。

新居で借りるなら、7か月以上使うかどうかを考え、敷布団まで要るかを公式で確かめてから決めます。RAKUTON には掛け布団だけのライトと、寝具一式のスタンダードがあります。下のボタンを押すと RAKUTON の公式サイトが開き、届くまでの流れと、解約のきまりが見られます。

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  • 年2回の交換の往復送料は月額に入っていて、7か月めからは解約の費用もかかりません(公式の案内)。

布団をどうするかは前の週に決める

私は引っ越しの朝に、残った布団を前にして「これどうしよう」となりました。あのとき前の週に行き先を決めていれば、面倒になって捨てるだけの朝にはならなかったと思います。

運ぶなら業者に布団の分も伝え、捨てるなら市のごみの出し方を調べ、借りるなら届く日を指定しておきます。布団の行き先が前の週に決まっていれば、出発の朝は布団を片付けるだけになります。

布団のサブスクのコースと月額

借りるか迷ったら、コースの中身と解約のきまりを先に見ておくと決めやすくなります。

RAKUTON(ラクトン)

ライト月3,278円(税込)。掛け布団だけ(カバー込み)
スタンダード月4,378円(税込)。寝具一式(ベッドタイプ)
プレミアム月7,678円(税込)。寝具一式と四季の掛け布団。初回は6か月分を一括で払う
定期の交換年2回(プレミアムは年4回)。往復の送料は月額に入っている
やめるとき6か月以下でやめると費用がかかる(3か月以下 20,000円・4〜6か月 15,000円。税別)。7か月めからは0円。やめる1か月以上前にメールで伝える

料金は私が見たときの公式の案内です。変わることがあるので、申し込みの前に公式で確かめてください。